WiMAXの通信速度が約2倍に!200円で作れるパラボラアンテナが凄い!
カテゴリー:WiMAX最新情報
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WiMAXは下り最大220Mbps(ギガ放題の場合)の高速無線通信サービスですが、これは理論値であり、実際に使う際は大体下り10~20Mpbs辺りになります。
参考:WiMAX2+ならどれくらいの速度が出るのか測定してみた!
これでも十分高速ですし、快適にインターネットを利用できるのですが、実はこのWiMAXを更に高速化して使う事が出来るのです。
それが、100円ショップで簡単に手に入るものだけで作れるパラボラアンテナを使用する方法です。
パラボラアンテナの仕組み
パラボラアンテナは上記の写真の様に、放物曲面をしていて、電波を反射させ中心に集中させています。
図解すると以下の通りになります。(手書きで汚くて申し訳ないです)
この仕組みを、100円ショップで買えるボウルで作ってしまうという事です。
簡単に出来る自作パラボラアンテナ
まずは材料ですが、ボウルとそれを立て掛けるスタンドさえあれば大丈夫です。
近所の100円ショップ(ダイソー)で以下の二つを購入してきました。
パラボラアンテナの軸となるボウルと、それを立て掛ける「まな板スタンド」の二点です。
費用は200円(税込216円)だけなので、とりあえず作ってみよう!と思える金額ですね。
自作パラボラアンテナの作り方
作り方はいたって簡単です。
まず、まな板スタンドをボウルを立て掛けられるような形に折り曲げます。
この曲げたまな板スタンドに、ボウルとWiMAX端末を設置するだけで完成です。
わずか200円の材料費で、しかも1分あれば作れてしまう自作パラボラアンテナですが、どの程度効果があるのでしょうか。
自作パラボラアンテナで速度はどれくらい変わるのか実測してみた
では、実際にパラボラアンテナでどれくらい速度に変化が出るのか実測してみました。
測定環境ですが、iPhone6Sで「Speedtest.net Mobile Speed Test」というアプリを使用して計測します。
通常の測定とパラボラアンテナを使用した測定を各5回ずつ繰り返し、平均速度を算出します。
自宅マンションでの測定となりますので、外で使用した時よりも若干速度は遅めになります。
通常の速度測定結果
まずはパラボラアンテナを使用せず、通常のまま測定してみました。
第一回目は、下り「7.29Mbps」となりました。
以下、一回目から五回目までの計測結果です。
測定回数 | 下り速度 |
---|---|
一回目 | 7.29Mbps |
二回目 | 8.39Mbps |
三回目 | 7.62Mbps |
四回目 | 8.19mbps |
五回目 | 7.12Mbps |
平均速度 | 7.72Mbps |
通常のままですと、平均速度は「7.72Mbps」となりました。
部屋でWiMAXを使用する事はほとんどないのですが、実際使ったとしてもサクサクインターネットを利用する事が出来るので、この速度でも問題は無いレベルです。
自作パラボラアンテナを使用した時の速度測定結果
次に、自作パラボラアンテナを使用して速度を測定してみます。
まず、第一回目の測定から「15.74Mbps」と通常の約2倍の速度を確認出来ました!
以下、一回目から五回目までの計測結果です。
測定回数 | 下り速度 |
---|---|
一回目 | 15.74Mbps |
二回目 | 16.81Mbps |
三回目 | 15.21Mbps |
四回目 | 16.11mbps |
五回目 | 15.28Mbps |
平均速度 | 15.83Mbps |
平均速度は通常の約2倍である「15.83Mbps」という結果になりました。
200円で簡単に作れる自作パラボラアンテナでこの結果は驚きです。
本当に簡単だから作ってみてください
結果的には大成功となりましたが、本当に簡単に作れるので是非お試しください。
これはWiMAXに限らず、全てのモバイルWi-Fiルーターでも使用可能です。
まな板スタンドは各100円ショップによって形状が違うと思いますが、ボウルが立て掛けられれば何でも大丈夫です。
また、クレードルを使用している人は設置がより簡単になりますので、自己流のパラボラアンテナを作ってみてください。


公開日:2016年04月28日
公開日:2016年04月28日





